「そ… それが人にものを頼む態度か?」
俺が正当な発言をしたにもかかわらず、二人は同時にこちらに視線をやるも、すぐにまた見詰め合う。
なんだよその『ダブルチラリズム』、どいつもこいつも俺を無視しやがって…
はっは~ん、さてはお前らデキてんな? って、キモイ、オエッ… 自爆。
「今夜、東郷が動く。」
蔦山さんは何事も無かったかのように、切り出した。
「お前… 吐いたのか?」
兄貴が問うと、蔦山さんはどこか辛そうに目を伏せた。
「接見に来た弁護士が、東郷に買収されていた。
希世を引き換えに、ブツの在り処を吐かされた。」
「で、そのブツを俺たちに奪って来いと? そんなもん、自分一人で勝手にやれよ。」
兄貴は冷ややかに言い放つ。
「いや、ブツなんかどうでもいい。なんならお前に全部くれてやる。
ただ、東郷の邪魔をして欲しい、それだけだ。」
「何のために?」
兄貴が解せないとでもいうように、僅かに眉を寄せて再び問う。
俺が正当な発言をしたにもかかわらず、二人は同時にこちらに視線をやるも、すぐにまた見詰め合う。
なんだよその『ダブルチラリズム』、どいつもこいつも俺を無視しやがって…
はっは~ん、さてはお前らデキてんな? って、キモイ、オエッ… 自爆。
「今夜、東郷が動く。」
蔦山さんは何事も無かったかのように、切り出した。
「お前… 吐いたのか?」
兄貴が問うと、蔦山さんはどこか辛そうに目を伏せた。
「接見に来た弁護士が、東郷に買収されていた。
希世を引き換えに、ブツの在り処を吐かされた。」
「で、そのブツを俺たちに奪って来いと? そんなもん、自分一人で勝手にやれよ。」
兄貴は冷ややかに言い放つ。
「いや、ブツなんかどうでもいい。なんならお前に全部くれてやる。
ただ、東郷の邪魔をして欲しい、それだけだ。」
「何のために?」
兄貴が解せないとでもいうように、僅かに眉を寄せて再び問う。



