ロシアンルーレットⅡ【コミカルアクション】

「龍くん、何やってんの?」


 画面の兄貴を見ながら、呆れたようにチワワくんが尋ねる。


「俺に聞くな。お前なら、兄貴の腹についてるそれ、なんとかできるんだろ!?」


「どうかなぁ。これ多分、外すとドーーン! だよ。」


 そう言って、チワワくんは俺の方を向き、無邪気に微笑んだ。


「なにその笑顔? お前今のこの状況、ちゃんと理解してる?」


「してるつもりだけど? もうすぐ龍くん、爆発しちゃうんでしょ?」


「わかってんなら、なんとかしろよ! そしたら、ムショでお前に串刺しにされたことは水に流してやるし。」


「串刺しって… 皆ちゃん、大袈裟だなぁ。」


 チワワくんは、俺がチワワくんに刺された部位を愛おしそうに撫でた。


 すぐさま、その手を払い除けてやった。