ナイフを手にしたチワワくんの右腕を、左手で払い、
「兄貴が、お前を呼べって…」
ちょっとふて腐れて伝えた。
「とりあえず、テレビ見ろよ。けど時間ねぇからな。」
俺がそう言うと、チワワくんは、未だ入り口に呆然と佇む、パーカー美女の元へ行き、彼女の腰を抱き寄せると、あろうことか俺の目の前で、恥ずかしげもなく接吻を交わした。
「ごめん、そういうことだから。今日はもう帰ってくれる? またいつでも連絡して。待ってる。」
そう彼女の耳元で甘く囁くと、途端、手の平を返したように素っ気無く彼女に背を向け、彼女をそこに放置したまま、俺の方へ戻ってきた。
チワワくんの後について、奥の部屋へ入った。
雑誌やら、脱いだ服、カップ麺の空やらが乱雑に散らばっており、足の踏み場もない。
仕方ないから、それらを踏みながら進む。
「兄貴が、お前を呼べって…」
ちょっとふて腐れて伝えた。
「とりあえず、テレビ見ろよ。けど時間ねぇからな。」
俺がそう言うと、チワワくんは、未だ入り口に呆然と佇む、パーカー美女の元へ行き、彼女の腰を抱き寄せると、あろうことか俺の目の前で、恥ずかしげもなく接吻を交わした。
「ごめん、そういうことだから。今日はもう帰ってくれる? またいつでも連絡して。待ってる。」
そう彼女の耳元で甘く囁くと、途端、手の平を返したように素っ気無く彼女に背を向け、彼女をそこに放置したまま、俺の方へ戻ってきた。
チワワくんの後について、奥の部屋へ入った。
雑誌やら、脱いだ服、カップ麺の空やらが乱雑に散らばっており、足の踏み場もない。
仕方ないから、それらを踏みながら進む。



