間をおいて、静かに画像が流れ始める。 「騒ぐなよ。一般向けに作った画像だ。これで一儲けしようってな」 堀田はどうやら、この映像作りに腐心していたらしい。 「おい、これ針太すぎるだろうよ」 「どうして? この子、気持ちよくいっちゃったって最後に言ってるぜ。ここだけの話、ダイエット向けでもあるんだ」 「こんな、全身に……大量出血とか……ショック死とか、冗談じゃないぜ」 ああ、と堀田はうなずく。