小さな過ちが心のドアを叩いた



僕はその子を優しく受け入れた



涙の痕が残るその頬は悲しげで


自然とこの手が過ちに触れたんだ




言葉を交わすわけでもなく


この部屋で悲しみに暮れていた




僕らは2人で1つだね


名前も知らない2人だけど


「あまりに似すぎているんだ 僕ら」



でもそれって少し悲しいね


同じ思いをしてきたのなら


「きっととても辛かっただろう 君も」




また泣き出してしまった 僕ら