「かずや…?」
「うん、同じクラスの…和也君!」

輝はふと、静かに瞳を閉じる

「和也…和也…赤い鳥………和也!?」

数回、和也君の名前をリピートし、またしても表情が曇る


「なんかわかったの!?」
「あっ…ぃや…別に、」

輝は和也君……赤い鳥を知っているのかな?