ピッピッピッピッ‥








「‥‥‥‥‥っ‥いやッ!!!!いかんとって!!!」








今でも俺を締め付けて放さない‥

あの時の俺の罪の深さを思い知らされる言葉‥

ピッピッピッピッピッ‥

ただ淡々と鳴り響く医療器械の電子音‥




亮『‥‥‥優希‥‥‥‥』




通常の人より明らかに温度の低くて少しつめたい

優希の手を握る‥

意識が回復してへん優希はその手を握り返す事さえしてくれへん。




亮『‥‥‥‥優希‥‥‥大好きやで‥??』




章大の気持ち‥

分っててんで俺だいぶ前から‥




亮『‥‥‥好きや‥‥好きや‥‥‥っ‥』




知ってた‥

誰よりも俺は知ってたから‥




亮『‥‥‥こんなんなるまえ言えんくて‥‥俺あかんな‥??』




俺は素直ちゃうし‥

優しくすることも苦手やし‥




亮『もう‥‥っ‥もう優希離さんから‥‥っ‥』




だから章大に‥

優しい章大に譲ろうと思った‥




亮『俺素直ちゃうし‥っ優希いっぱい傷つけたな??』




けどもうこれからは‥

傷つけたんは‥

優希をこんな傷つけたんは俺や‥




亮『なぁ‥優希目はよ覚まして−や‥っ‥はよ‥』




俺が‥

俺がこれから優希を守る‥

傷つけた分俺が‥