「しんくん、まだ起きているの」
驚き振り返ると、さらに驚いた。そこには月明りに照らされた、雪菜のスッピンがあった。
このままでいいのか、俺は。
「……なんだ、起きたのか?」
「トイレ。それよりもこんなところにまでそれ、持って来ているんだね」
雪菜の視線の先には、掌に横たわる時計があった。
あぁっ……、俺の曖昧な返事に対し、雪菜は何か言いかけたが、思い直したように、おやすみ、そう言って部屋の奥に消えて行った。
このままでは、だめだ。
驚き振り返ると、さらに驚いた。そこには月明りに照らされた、雪菜のスッピンがあった。
このままでいいのか、俺は。
「……なんだ、起きたのか?」
「トイレ。それよりもこんなところにまでそれ、持って来ているんだね」
雪菜の視線の先には、掌に横たわる時計があった。
あぁっ……、俺の曖昧な返事に対し、雪菜は何か言いかけたが、思い直したように、おやすみ、そう言って部屋の奥に消えて行った。
このままでは、だめだ。



