だがそこに警官の姿はなかった。警官の方がまだましだった。ママに入店を断られている男は、扉の隙間から顔を覗かせる俺を見て、不敵な笑みを浮かべた。
「見つけたぞ、伊藤雅樹」
……斎藤、真哉、俺はそう呟くと共に、ある覚悟が芽生えた。
無事海外へ逃亡するには、こいつは避けては通れない壁となる。……決着をつけるしか、ない。
水切り籠の中から水滴を垂らすある物を取り上げ、スカートのポケットに忍ばせた。
「見つけたぞ、伊藤雅樹」
……斎藤、真哉、俺はそう呟くと共に、ある覚悟が芽生えた。
無事海外へ逃亡するには、こいつは避けては通れない壁となる。……決着をつけるしか、ない。
水切り籠の中から水滴を垂らすある物を取り上げ、スカートのポケットに忍ばせた。



