「一つのミスが命取り!」
空き巣マニュアルの三ページ目に、仰々しく印字されていそうな基本中の基本をおろそかにするほどの油断。その原因は、言うまでもない。
「その時計は、人を不幸にする」
脳裏に、とある人物の声がよぎった。
「バカな! そんなはずがない! たかだか時計に、俺が左右されるはずがない!」
俺はその声を払拭するように大声を上げた。それは虚栄を張るためでしかなかった。
Welcome to the jungle.We got fun’n’games.
頭の中に響く歌声。その声はアクセルローズの甲高いそれではない。ボロ切れを纏った斎藤真哉が、右手にマイクを握り、左手で手招きしながら歌う声。
俺はすでに、野獣埋まくジャングルに足を踏み入れていた。
空き巣マニュアルの三ページ目に、仰々しく印字されていそうな基本中の基本をおろそかにするほどの油断。その原因は、言うまでもない。
「その時計は、人を不幸にする」
脳裏に、とある人物の声がよぎった。
「バカな! そんなはずがない! たかだか時計に、俺が左右されるはずがない!」
俺はその声を払拭するように大声を上げた。それは虚栄を張るためでしかなかった。
Welcome to the jungle.We got fun’n’games.
頭の中に響く歌声。その声はアクセルローズの甲高いそれではない。ボロ切れを纏った斎藤真哉が、右手にマイクを握り、左手で手招きしながら歌う声。
俺はすでに、野獣埋まくジャングルに足を踏み入れていた。



