「懐中時計? しんくん、いつからそんなレトロな趣味になったの? それに、動いてないよね?」
不思議そうに時計を見つめる雪菜に、俺は説明した。
「こいつは幸運のお守りだよ。こいつを手にしてから、全てが順調なんだ」
「ふーん、よく分からないけど、しんくんのためになっているなら、私もこの時計さんに感謝しなきゃだね」
小首を傾げながらも雪菜は、笑顔でそう答えた。その瞳に、特別な光は宿っていなかった。
どうやら雪菜には、この時計の魔力は通じないようだ。俺は幼子をベビーカーに下ろすようにして、時計を胸ポケットに戻した。
不思議そうに時計を見つめる雪菜に、俺は説明した。
「こいつは幸運のお守りだよ。こいつを手にしてから、全てが順調なんだ」
「ふーん、よく分からないけど、しんくんのためになっているなら、私もこの時計さんに感謝しなきゃだね」
小首を傾げながらも雪菜は、笑顔でそう答えた。その瞳に、特別な光は宿っていなかった。
どうやら雪菜には、この時計の魔力は通じないようだ。俺は幼子をベビーカーに下ろすようにして、時計を胸ポケットに戻した。



