「じゃ、先ずはシャワーを浴びましょうね」
女は僕の背後に立つと、ゆっくりとジャケットを脱がした。服屋で試着の際、後ろから羽織らせてもらったことはある。だがその逆はもちろん初めてだった。
ジャケットを壁のハンガーに掛けた女は、背後から抱きつくようにしてワイシャツのボタンを外していった。僕は背中に押し付けれた柔らかな感触に、頬に触れる髪の毛から漂う香りに、素肌に触れる滑らかな指先の感覚に、思わず膝から崩れ落ちそうになった。
トランクスを脱がされ、一糸纏わぬ姿にされ、興奮で爆発しそうなそれを見られても、不思議と恥ずかしくなかった。同級生の男子や女子、両親などにそんな姿を見られたら、恥ずかしくて死にそうになる。だがそこに羞恥心はなかった。雄としての生殖本能が働いたのかもしれない。
女性の裸体が目の前にある。その手が、僕のそれを丹念に洗っている。自分で洗うそれとは違う、洗練された動き。僕は軽いパニック状態に陥っていた。そのため全身を洗われ、タオルで拭かれ、ベッドに横になるまでの間、りかちゃん人形のようにされるがままだった。
女は僕の背後に立つと、ゆっくりとジャケットを脱がした。服屋で試着の際、後ろから羽織らせてもらったことはある。だがその逆はもちろん初めてだった。
ジャケットを壁のハンガーに掛けた女は、背後から抱きつくようにしてワイシャツのボタンを外していった。僕は背中に押し付けれた柔らかな感触に、頬に触れる髪の毛から漂う香りに、素肌に触れる滑らかな指先の感覚に、思わず膝から崩れ落ちそうになった。
トランクスを脱がされ、一糸纏わぬ姿にされ、興奮で爆発しそうなそれを見られても、不思議と恥ずかしくなかった。同級生の男子や女子、両親などにそんな姿を見られたら、恥ずかしくて死にそうになる。だがそこに羞恥心はなかった。雄としての生殖本能が働いたのかもしれない。
女性の裸体が目の前にある。その手が、僕のそれを丹念に洗っている。自分で洗うそれとは違う、洗練された動き。僕は軽いパニック状態に陥っていた。そのため全身を洗われ、タオルで拭かれ、ベッドに横になるまでの間、りかちゃん人形のようにされるがままだった。



