コンコン ノックの音がする。 「君の担任、神崎 潤 (カンザキ ジュン)先生が来たみたいだね。入ってくれ。」 扉がゆっくり開く。 「失礼します……ってヒナ!?」 神崎先生が目を見開く。 「もしかして…ジュン兄?」 「そうだよ!10年ぶりだなー!」 神崎先生…じゃなくって、ジュン兄がニッコリと笑う。