俺たち5人が


ゲームの中で


騒いでいる頃


『リアルゲーム』の


メインコンピューターに

怪しげなCD-Rを


挿入する


サングラスをかけた


黒い姿の男がいた


そんなことを


知らない俺たちは


やっと武器になる物を


見つけ爆発音の


聞こえた方へ


恐る恐る向かっていた


最初の爆発音以外の


爆発音は無く


それ以外の音すらも


聞こえなかった


「何だよ、


何もないのかよ」と


博士が


ぶつぶつ言いながら


歩いていた


健二と義政は


興奮したまま


敵を探し続けていたが