???

「黙れ、吉野。

私は体質だからしょうがないでしょ。
私だってできることなら夕菜位の体型がいいっての。


それより質問に答えてよ?」


ちょっと怒り気味の奏ちゃん。
奏ちゃんは何でか細いのが嫌なんだって。

だから¨細すぎ¨なんて絶対言っちゃいけないのに…。


そんな奏ちゃんをものともせず先生は、

「へーへー。
ったく、鈴木は怒りっぽいんだから。

笹崎、ちょっとこっち来てみ?」


先生に手招きされて近寄ると、いきなり腰のあたりジロジロ見てきた。


なんか恥ずかしいなぁ…。


「腹周りだな。
あとは…太ももの付け根と腕全体か。」


「な、何で分かるんですか?!」


今先生が言ったところは全部私が気にしてる所なの。


「そんなん見りゃ分かるっつの。

んー…、2㌔~2・5㌔までが限界。
それ以上落としたら即止めさせるからな。」