In 保健室

「50・5㌔かぁ…。

夕菜って以外と体重あるのね。」


「うー…。
だってお菓子とかいっぱい食べちゃうんだもん…。」


「まぁ、まだ始まったばっかりだから。

まず、何㌔まで落としたいの?」


何㌔まで?
んん~…


「40台前半…かな?」


「40前半かぁ…。

ならちょっとずつ落とそうか。
急いだらからだ壊しちゃうからね。」


奏ちゃんって本当にいい人だな。

だって自分のことみたいに真剣に考えてくれてる。


「先生、月に何㌔までなら落としても大丈夫なの?」


奏ちゃんが保健室のイケメン先生に訪ねる。


名前は…、
忘れちゃったけど。


「なに、笹崎ダイエットするの?
全然太ってねぇじゃん?


俺的にはそれ位がちょうどいいと思うけど?」


「そ、そんなことないです。
奏ちゃんより太ってるし…。」


「あほう。鈴木が細すぎなんだよ。」