「いやいやいや!
なんか誤解してるって!

俺が好きなのは…「そんなの当たり前じゃない!

ね、斎藤!
夕菜が痩せたらもぉぉっと仲良くしていいから。」


そういって斎藤くんになにかボソッて言ってこっちに戻ってきた。


「じゃ、斎藤、こっからは女の子の時間だからどっか行っといて。」


奏ちゃんにシッシッて追い払われて、何か言いたげにどっか行っちゃった。


「………奏ちゃぁん。

どうしよ~…。

私、すっごく大胆なこと言っちゃった…。」


今になってかなり後悔。


「ま、言っちゃったもんはしょうがないよ。

ますは頑張ってみよ?」


「う、うん。」


こんな適当な感じで、私の自分磨き生活は始まったのです。