家に帰るとすぐに自分の部屋に入った。

だってリビングには今までに買いためたお菓子の山があるから…。

今はまだその誘惑に勝てる自信ないしね。


「あ、そういえば…。」


思った通りだ。

お菓子大好きな私のことだ。
部屋に買い置きしてないはずが無い。


はぁ…。


遊園地で買ったカンカンの中には飴やガムがドッチャリ入ってる。


「飴なら長持ちするし、カロリーも低いから大丈夫だよね?」

なんて独り言を言いながらもうすでにパッケージを開け終えている。


こんなんで本当に痩せれるのか~、私?


あ、そうだ!
水飲まなきゃ。

「お母さ~ん、お水飲みたーい。」

「そんなの自分で取りに来なさい。
この位すぐでしょ。」


お母さんのバカー!!
一階に降りたらおやつ食べたくなっちゃうじゃないかぁ!


でも丁度良く喉も乾いてきて一階に降りると、