「まず、名前からね」 「…はぁ。あいっていう子なんですけど」 「うん」 「あいはもともと、俺の母親と知り合いで、いろいろ都合があって一人暮らししなくちゃいけなくなって、まだ未成年だから心配した母親が俺の家の近くに引っ越すように仕向けたわけです」 「え、まってはやい」 ーいろいろ説明して5分。 「…うん、わかった。で?」 「で、一緒には住んでないけどお隣りさんで、俺がちょくちょく様子を見るかんじです」 「近所の優しいお兄さん的な?」 「ですね。父親みたいっていわれましたけど」