なんだかんだ、言葉をかわしながら歩いて、 いちばん近いスーパーについた。 出入り口のカゴを手にとる。 「持ってくれるの?」 「いいよ、しょうがないな」 「やだ、イケメンー(笑)」 「おまえ(笑)」 「ん?」 「その語り、ほんとどこで覚えたの(笑)」 「あみだした」 「さすがだな」 「そう、うやまって」 「だまろうか」 くだらないことを話しながら、材料をカゴに入れていく。