【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ




美味しそうな料理が次々に運ばれてくる。


どれも優しい味がして美味しい。


創作料理ってやつなのかな。


お刺身なんてお醤油でしか食べたことなかったけど、野菜とドレッシングでサラダのようにして食べたのは初めてだった。


ギョウザの皮がピザになってたり、お餅が洋風な食べ物になってたり。


トマトソースのパスタも美味しい。



「美味しい!」



自然とそう口から出てくる。


それくらい美味しくて食べたことがない料理ばかりだった。



「美味しい?」


「はい!凄く美味しいです」


「喜んでもらえて良かった」



細野さんがポテトをつまみながら言った。


そろそろ食事が終わる頃に、山岡さんが入ってきた。