「そうだ!」 スタジオを出て、並んで歩いてると細野さんは突然立ち止まり、何か思い出したようにそう言った。 「舞ちゃんが元気になれるとこに連れて行ってあげる」 「私が元気になれるとこ?どこですか?」 「それはついてからのお楽しみ」 細野さんが笑う。 「行こ?」 「あ、は、はい……」 細野さんが歩き出す。 それについて私も歩き出した。