「そんな感じで、グダグダ話してきたけど、結論から言うと……」
そこまで言って、今まで少し俯いて話していた健さんが、顔を上げて会場を真っ直ぐ見つめた。
「俺、彼女と結婚することにした。
それから、来年の春には子供が生まれる。
俺も人の親になるんだよ。
信じられねぇだろ?
しかもお腹の子は女の子だって。
俺、すっげー親バカになる自信あるわ。
子供に将来はパパと結婚するって言われるようなカッコイイ親父になるよ」
健さんが照れ臭そうにクスッと笑った。
メンバーも笑ってる。
健さんなら誰もが羨むようなカッコイイ、パパになるよ。
私はそう思いながら、お腹を優しく撫でた。



