【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ





「舞!?」


「舞ちゃん!?」



頭上から聞こえる伯父さんと義伯母さんの声。


私は頭を上げることが出来なかった。



「さっき話した、体調不良で病院に行ったことだけど、最初は話したように内科に行ったの。でも内科で診てもらったら、来る病院を間違ってるって言われて、産婦人科に行くように言われたの……」



私はそこまで一気に言って顔を上げた。


伯父さんも義伯母さんも目を見開いて私を見ているだけで、何を言っていいのかわからない感じだった。



「私のお腹の中には、健さんとの赤ちゃんがいます……」



そう言った私を、ただ見つめるだけの伯父さんと義伯母さん。


何も言ってくれない……。


ただただ、リビングの中の狭い空間に沈黙が続いていた。