【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ





「ただいま……」



玄関を開け、明るく元気にそう言った。



「舞ちゃん!?どうしたの?」



リビングから義伯母さんがビックリした顔をして出迎えてくれた。



「帰って来ちゃった」



私はそう言ってクスリと笑った。



「仕事は?泊まりの仕事で、明日まで帰って来ないって……あっ!もしかして健さんと喧嘩でもしたの?」


「喧嘩なんてしてないよ。ちょっと体調崩しちゃって……」


「大丈夫なの?」


「うん。大丈夫。多分、初めての泊まりの仕事で疲れが出たんだと思う。健さん、心配性だからさ、伯父さんとこに帰って休めって……」


「そうだったの……。2階の部屋で休みなさい」


「うん」



私は靴を脱いで、荷物を持ったまま2階の自分の部屋だった部屋に行った。