「舞?もしかして……俺と堀川の奥さんとのイケない関係を想像しちゃってる?」
「えっ?」
私が心の中で思っていたことを言われてビックリした。
「やっぱりな……」
健さんは私の反応を見て、溜め息混じりにそう言った。
「俺、人の女に手を出すほどタラシじゃねぇよ?もし、この写真や記事がガチなら、お互い笑ってられると思う?こうして普通に会ってられると思う?」
私は何も言わずに首を左右に振った。
「でもまぁ、こんな写真見たら疑いたくもなるよな」
健さんは私を見てクスッと笑った。
健さんの言うように、もし写真や記事が本当のことなら修羅場になってもいいのに、健さんも堀川さんも笑ってる。
それはこの週刊誌が書いてあることが嘘だからだ。



