一瞬の沈黙……。 交わる視線。 急に恥ずかしくなって、胸がドキドキして健さんから目を逸らした。 「舞……」 名前を呼ばれても健さんの方に向けない。 「舞?俺を見て?」 頭をブンブンと左右に振る。 その時、健さんの指が私の顎の下に添えられた。 “クイッ”と顎を持ち上げられ、健さんと目が合う。 “ドキン”と高鳴る胸の鼓動。 健さんの顔が、ゆっくり近づいてきて……。 私は目をゆっくり閉じる。 健さんの甘い吐息を近くに感じ……。 ♪~♪~♪~ その時、健さんの携帯が鳴りはじめた。