「そんなこと、思ってたの?ピアスは外しててもわかるけど、タトゥーは言わなきゃわかんないよ?」
「確かに言わなきゃわかんないけど、雑誌に載ったりCDジャケット見たらバレるだろ?」
「伯父さんや義伯母さんは見ないと思うよ?」
リビングのテーブルに心お兄ちゃんや純お姉ちゃんが置きっぱなしにしてる雑誌を読んでるとこ見たことないし……。
「今まではそうだったかもしれないけど、これからは舞の彼氏が載ってるって見るかもしんねぇじゃん」
「そうだけど……。
でも、伯父さんも義伯母さんも外見で人を判断するような人じゃないよ?
もし見てしまって何か言われても、私は伯父さんや義伯母さんに反論する。
だってピアスしてたって、体にタトゥーがあるからって健さんは健さんだもん。
健さんは優しい人で、人の気持ちや痛みがわかる人で、皆に慕わられて、悪い人じゃないもん」
何故か感情的になってしまって、涙が溢れてきた。
ラグに座っていた健さんがソファに座る私の隣に座ってきて、私の体をギュッと抱きしめてきた。



