「舞のこと、宜しくお願いしますって、もう1度、頭を下げられたよ……。
で、音楽関係の仕事って、忙しいんでしょ?仕事は大丈夫ですか?って心配してくれて……。
今日は休みだって言ったんだ……」
「えっ?じゃー……」
伯父さんは健さんの仕事がオフだって知ってて……。
「あぁ、多分、俺と舞を2人きりにさせてくれるために、そう言ったんだと思う」
伯父さん、粋なことしてくれちゃったわね。
でもそれは認めてもらえたってことだよね。
「でも俺さぁ、実は反対されるのを覚悟で行ったんだ。殴られることも覚悟してた」
「えっ?何で?」
「だって俺の仕事って安定してねぇし、年の差だってあるだろ?
それに、この歳でピアスしてるし、体には彫り物あるしさぁ……。
舞の伯父さんくらいの年齢の人から見ると、ろくでもないヤツって思われて当然なんだよ……」



