【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ





「俺、岡崎太一とは特別、仲が良いとか、そんな関係じゃないんだ……」


「そうなの!?」


「あぁ。ただ同じ大学の同じ学部ってだけで、話したことは数えるほどで……」



そんな関係の2人なのに何で私の話になったの?



「俺、彼女いるって言ってたでしょ?」


「うん……」


「俺と彼女、ここで一緒にバイトしてんだよ」


「えぇ!そうなの!?」



初耳だよ。


井川さんの彼女って誰だろう……。


って、今はそんなこと関係なくて……。



「で、彼女と有坂さんのこと、可愛い子だよね。

とか、明るくて良い子だよねって話してて、それを岡崎太一が聞いてたみたいなんだ……。

有坂さんの名前を出して、よく話してたから……。

で、ある時、岡崎太一から声をかけられてね……。

彼女に振られて寂しくて、いつまでも彼女のことを引きずりたくないから新しい彼女が欲しい。

いつも話してるバイト先の女の子を紹介して欲しいって……」