【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ





「あの、さ、舞?これも堀川と意見が一致したんだけど……」



コーヒーを一気に飲み干した健さんは、カップをソーサーの上に置き、堀川さんにそれ以上、何も言わせないような感じで、そう言ってきた。



「ん?」



堀川さんと一致した意見って何だろう……。



「バイトも今すぐ辞めた方がいいと思うんだ……」


「えっ?今すぐ?」



何で?



「あぁ。アイツがバイト先に来るかもしれないし……。それに……」



それに?



「アイツに舞の携帯番号を軽々しく教えたヤツと一緒にバイトなんかして欲しくないんだ……」



井川さんのことを言ってるんだ……。


私も太一がバイト先に来ることは嫌だし、井川さんにも会いたくないと思ってる。


でも……。