【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ





「舞ちゃん?何か勘違いしてない?」



堀川さんがクスクス笑いながらそう言ってきた。


えっ?


かん、ちがい?



「舞?頭、上げろ?」



健さんの言葉に、ゆっくり頭を上げていく。


前にいる堀川さんも隣にいる健さんも苦笑いに近い笑顔で私を見てる。



「何、泣いてんだよ……。涙、拭けよ……」



そう言った健さんは、私にハンカチをそっと渡してくれた。


何がどうしてどうなってるのか全く理解出来てない私は、とりあえず渡されたハンカチで涙を拭いた。



「あの……」



私は堀川さんに恐る恐る声をかけた。


その時、注文していたコーヒーとカフェラテが運ばれてきた。