「ちょ、舞?何、謝ってんだ?」
「ま、舞ちゃん?」
2人の驚いた声が聞こえるけど、私は頭を上げることはしなかった。
「ア、アレは元カレがやったことで……。
健さんや堀川さん、それにラクテに関わる全ての方達にご迷惑をおかけしたことは悪いと思ってます。
元カレがやったことは私にも責任があって、私が全て悪いんです……。
健さんは全く悪くないんです……」
「舞?何、言って……」
健さんの言葉に、私は頭を下げたまま左右に振った。
「本当なら健さんと別れなければいけないのもわかってます。
でも私は……健さんが……本気で好きなんです……。
だから別れたく、ありません……」
言いたいことを全て言った後、我慢していた涙が目から零れ、スカートをギュッと握っていた拳の上にポタポタと落ちていった……。



