【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ




お弁当を食べ終え、片付けをした後、皆はそれぞれ仕事に戻っていった。



「ねぇ、健さん?」



私の隣でギターのチューニングをしている健さんに声をかけた。



「ん?」


「あのね、健さんに話があるの……」


「俺も、舞に話があるんだ……」



健さんはギターを横に置いて、私を見てそう言った。



「えっ?」



健さんも私に話があるって……。


何の話だろう……。


まさか、嫌いになったから別れ話とか?


私、何か悪いことした?


知らず知らずのうちに健さんを傷つけてたとか……。


昨日、伯父さんと義伯母さんに健さんのことを話したばかりなのに……。


胸がズキンズキンと痛みだす。



「ここじゃ何だから外、行こうか?」


「えっ?」



ここじゃ話せないこと?


って、ことは……やっぱり……。