「嘘じゃなかったら、俺の目を見れるよな?目を逸らすってことは嘘ついてる証拠だろ?」
「それは……」
「なぁ、何があった?俺にも言えねぇこと?」
私は健さんと目を合わせられないまま下を向いた。
そして私は小さくコクンと頷いた。
「なぁ、舞?俺って、舞の何?」
「えっ?」
健さんの言葉に思わず顔を上げてた。
さっきまで少し冷たさを感じていた健さんの目は、いつもの優しい目に戻っていた。
「俺達は血の繋がった関係じゃなくて家族じゃないよな?
でも、俺は舞のことを家族と同じように大切に思ってるし、家族とは違った愛情もある。
舞のこと、好きで好きで……自分でもビックリするくらい好きで……愛しくて……どうしようもないんだ……。
だからもし、舞が何か不安を抱えたり悩みがあったら、俺は舞のことを助けたいと思うんだ……」
「健さん……」
この人は何で、そこまで私のことを思ってくれるの?
私のことを助けたいとまで思ってくれてる健さんに話せば楽になれるのかもしれない。
でも健さんには…………。



