【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ





「でもさ、井川が舞の番号を教えてくれたから良かったんだけど、お兄さんに悪いことしちゃったな」


「はっ?」



ちょっと待って?


井川さんに番号を聞いたの?


てか、井川さんも私に許可なく教えたの?



「お兄さんを突き落とした後、井川に彼女と振られたからバイト先にいる、いつも井川が言ってるアノ子を紹介してくれって泣き付いたらさぁ……あいつ、アホだから本気にしちゃって……」



太一はクスクス笑ってる。


えっ?


いつも言ってるアノ子?



「ちょっと待って?もしかして私が、あのコンビニでバイトしてたの知ってたの?」


「あぁ。井川が丁寧に名前まで出して話してくれたよ」



そんな……。


絶対に知られてないって思ってたのに……。