紺色のボックスの中にあったのはネックレス。 プラチナのチェーンの先にハート型のブルーの宝石の回りを小さなダイヤが囲っている。 チェーンの留め金の先もハートになってて可愛い。 「凄く可愛い!」 「気に入った?」 「うん!すっごく気に入ったよ。ありがとう」 「良かった」 健さんが優しく微笑む。 「着けてやるよ。後ろ向いてみ?」 「あ、うん」 健さんにネックレスを渡して、健さんに背を向けた。