「舞ってさぁ、たまに大胆な発言するよな?」
健さんはそう言ってクスクス笑ってる。
そ、そうかな……。
お家に行きたい発言はマズかった?
引かれちゃったかな?
「ゴメンなさい……」
「別に謝んなくても……。俺、そういう子は嫌いじゃないし……」
健さんが頭をポンポンとしてきた。
「俺の家でいいんだな?」
「えっ?う、うん……」
確認したのって、何か意味あるの?
「今日は寝かせねぇから覚悟しとけよ?」
「はひ?それは、どういう……」
「そのまんまだよ」
そのまんまって、つまり……それは……。
答えがわかった時、私の胸は爆発しそうなくらいドキドキしていて、真冬なのに体が急に熱くなっていくのがわかった。