【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ




面接が終わった後、私は店長に連れられコンビニのレジに行った。


レジのとこに立っていたのは、電話対応してくれた男性。


胸の名札に“井川”と書いてあった。



「井川くん、来週の月曜日からバイトすることになった有坂さん」



井川さんが私を笑顔で見る。



「あ、有坂、舞です。宜しくお願いします!」



私は頭を下げた。



「井川薫(イカワ カオル)です。宜しくね」



笑顔の井川さん。


大学生くらいかな?


このコンビニは店長といい井川さんといいイケメンばかりだな。


だから若い女性客が多いんだ。


コンビニの店内を見渡すと女性客が多い。



「わからないことがあったら彼に何でも聞いて?出勤時間なんだけど、井川くんと同じ時間の方がいいから……月曜日は、朝9時からでいい?」


「はい!」


「次からのシフトはまた月曜日に決めることにしよっか?」


「はい!宜しくお願いします!」



私は再び頭を下げた。