「舞?どした?」 「健さん、あのね……」 私は健さんの方を向いた。 健さんは、道路の左端が広くなってる場所に車を止めた。 サイドブレーキを上げ、私の方を見る。 健さんと目が合い、思わず目を逸らしてしまった。 「舞?」 「あのね、今日、義伯母さんには学校の友達とクリスマスパーティーするって言って出て来たんだ……」 「うん」 いまだに健さんのことを伯父さんたちに言えてない後ろめたさ、学校の友達とパーティーすると嘘をついた罪悪感から健さんの方を見れなかった。