【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ




タバコを口にくわえ、ライターで火をつける健さん。



「舞?どうかした?」



タバコの煙りを吐き出した後、健さんは私にそう聞いてきた。



「ライター……」


「ん?ライター?これがどうかした?」



健さんは銀色に輝くライターを指で触る。



「それって、Zippoって言うんだよね?」


「よく知ってんな」



健さんがライターを持つと、蓋を開けたり閉めたりしながらそう言った。


健さんがZippoを持ってるとこを見たのは初めてで……。


いつも100円ライターを使ってたから、健さんのクリスマスプレゼントをZippoにしちゃった私。


かぶっちゃったなぁ……。


どうしよう……。


健さんにプレゼントを渡しても喜んでもらえないかもしれない……。


渡していいのかな……。