【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ




迎えに来てくれたスタッフさんが運転する車はスタジオとは反対方向に走って、街を抜け、周りは山しかないような田舎町にある1軒のログハウスの前に車は止まった。


広い敷地にポツンと建つログハウス。


その周辺には沢山の車が止まっている。



「スタジオじゃないんですか?」



当然、スタジオに行くと思ってた私は車を駐車させ、エンジンを切ったスタッフさんにそう聞いた。


スタッフさんの話によると、ここで毎年、クリスマスパーティーと忘年会を一緒にするらしい。


それは恒例行事になっていて、場所もこのログハウスと決まってるとスタッフさんが教えてくれた。


毎年、12月24日は仕事を午前中に切り上げてするらしく、クリスマスパーティーを兼ねた忘年会には、ラクテのメンバーやスタッフ、事務所の関係者などが集まるらしい。


中には彼女や彼氏、家族を連れて来る人もいて夜遅くまで賑やかにやるみたい。


ログハウスの周りには建物や民家がない。


静かな田舎町の片隅にある隠れ家っていう言葉がピッタリ。


スタジオの周りにも沢山の飲食店があるのに、何で車じゃないと行けないとこでするんだろう……。