下から健さんを見る私。
上から私を見る健さん。
2人の間に言葉はない。
笑顔もない。
ただ、お互い見つめ合ってるだけ。
何て言っていいのかわからなくて、健さんの目を見つめることに恥ずかしさが限界になり、私は健さんから目を逸らした。
「…………ゴメン」
しばらくの沈黙の後、健さんは呟くように謝ると私から離れた。
私もゆっくり体を起こす。
隣にいる健さんは私に背を向けていた。
健さんの背中をただ、ジッと見つめるだけの私。
さっきまでの楽しかった雰囲気から一変、何故か重い空気が部屋の中を支配していた。



