【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ





「でもさぁ、何でお兄さんは○○県にいたんだろうなぁ?」



健さんはそう呟くように言うと、タバコをくわえ火をつけた。



「えっ?○○県?」


「あぁ、舞のおばあちゃんが言ってた病院って○○県にある病院なんだよ」


「そうなの?でも病院の名前を聞いただけで良くわかったね」


「あ?あぁ。俺らツアーで全国回るだろ?1回さぁ、ツアー中に熱出しちゃって、夜中に駆け込んだのが○○総合病院なんだよ」



健さんは私にタバコの煙が来ないように、窓の方に煙を吐き出した。



「へぇ……」



そうだったんだ……。


だから病院の名前を聞いただけで、それがどこにあるのかわかったんだね。


でも、健さんが言うように、何で心お兄ちゃんはそんなところにいたんだろう……。


○○県は港町でオシャレなデートスポットが沢山ある場所だ。


そんなことにいたからデート?


でも彼女は今はいないって言ってたような……。


それとも会社の出張?