【完全版】このいっぱいのLove Songをキミに捧ぐ




私は伯父さんの家の玄関の前で深呼吸をした。


気持ちをリセットするために。



「ただいま~!」


「おかえり~!」



リビングから皆の明るい声が聞こえてきた。


皆の声を聞くと安心する。


私はサンダルを脱いで家に上がり、リビングに行った。


リビングには心お兄ちゃんと純お姉ちゃんがいて、キッチンでは義伯母さんとおばあちゃんがいる。


皆がニコニコして迎えてくれる。


本当の子供、兄妹、姉妹のように。



「もう少ししたら晩ご飯出来るからね」



キッチンから義伯母さんが声をかけてくる。



「うん」



私はそう返事をして、心お兄ちゃんと純お姉ちゃんのいるリビングへ行った。