私は全て話した。 泣きながら全て話した。 全てを話し終わった後、おばあちゃんと義伯母さんは泣いていた。 心お兄ちゃんは手をギュッと握って、テーブルを叩きながら声を殺して泣いていた。 伯父さんは怒っていた。 純お姉ちゃんは泣きながら私をギュッと強く抱きしめてくれた。 皆が、家族皆が私のために泣いてくれて怒ってくれた。 それが凄く嬉しかったんだ。 話して良かった。 私の胸につかえていたものが取れたような気がした。