「アンタ、今日から高校にある寮で住むことになってるから」


ボクはびっくりしすぎて口に含んだコーヒーを吹き出した。


「はあ!?!?」


「姉さんからの遺言なんだけどね、○○高校に入学することになったら寮に入れろって」


「何ソレ!?何でよ?」


「大、その女の子みたいな言葉づかいやめなさい」


「うるさいなっ!これが素なのよ素!!」


ボクはついにキレて家を出た。