「えっああなんでも…ただ凄いなって思っただけ」


「そうか…お前に挨拶してーって奴らがいるから相手してやってくれや」


そう言って秦に目配せする


何人かの人達がこちらに向かって歩いて来ていた


「えっ??なっなんでー」


冬夜より少しせの低い男の人…この人もまた綺麗な顔立ちをしている


その男の隣に肩を抱かれている女


「りょっ涼子!なんでなんで?」


「うふふっこの人あたしの彼なの!」


「初めまして雀羅の傘下…雲雀の総長長倉 泰治です…いつも涼子がお世話になってます」


そう言ってあたしに頭を下げた


「わぁ頭を上げて下さいよ!それにお世話になってるのはあたしの方だからっ」