月夜の散歩

溜まり場の何時もの部屋には秦しかおらず静かなものだった


「やあ陽菜ちゃんお帰り」


「ただいま♪」


五月蝿い嵐が居ないと静かでいい


あたしはソファーに寝そべる


「パンツ見えんだろーが…スカートみじけぇし」


冬夜がムスッとして言う


「普通でしょ?」


あたしは座り直して冬夜の方を向く


「今日は学校行ったんだ?」


「ああ…」


冬夜達は皆同じ学校に通っている