ぐったりとしたまま冬夜の顔を眺めていた
"綺麗な顔してるんだ…"
"男のくせに綺麗なんて悔しいな"
なんて事を考えて
不意にあたしの方を向き冬夜は言った
「そんなに良かったか?」
「なっなっ…何言ってんのよ!あたし初めてだったのに…酷いよ!!」
口の端をくっと上げると
「お前はもう俺のだから…いいな?」
吸い込まれそうな漆黒の瞳に見つめられて
あたしは思わず頷いていた…
もしかしたらもうすでにあたしの中の何かが変わり初めているのかもしれない…
あたしの闇を照らすのはあなたなの?
素直に従うのも悪くない…そう思えた
"綺麗な顔してるんだ…"
"男のくせに綺麗なんて悔しいな"
なんて事を考えて
不意にあたしの方を向き冬夜は言った
「そんなに良かったか?」
「なっなっ…何言ってんのよ!あたし初めてだったのに…酷いよ!!」
口の端をくっと上げると
「お前はもう俺のだから…いいな?」
吸い込まれそうな漆黒の瞳に見つめられて
あたしは思わず頷いていた…
もしかしたらもうすでにあたしの中の何かが変わり初めているのかもしれない…
あたしの闇を照らすのはあなたなの?
素直に従うのも悪くない…そう思えた



